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会長挨拶

石川県透析連絡協議会 会長 越野 慶隆

2025年6月23日の理事会で 新会長に選任いただきました。2007年に当会が石川県の透析に関係するすべての医師の会として発足してから18年間で4代目の会長になります。
 この間に協議会の仕事が変わりました。まず製薬メーカーの支援が2020年頃よりなくなりました。理事会・総会などはすべて事務局単独で行っています。また2022年からHIV透析ネットワークの仕事を石川県から仰せつかりました。さらに2024年は元旦に能登半島震災、9月21日に能登半島豪雨、10月20日に日本透析医会秋季セミナーの金沢開催と重大な出来事が続きました。なおこの震災・豪雨は透析医学会・日透析医会をはじめ各県から報告を求められました。
 災害時の透析対応は当会の主たる活動です。これには行政機関や金沢大学や金沢医科大学との連携はもちろんですが、医師のみでなく看護師・臨床工学技士などの協力が必須です。また行政の方との連絡など、事務の方とも緊密な連携が必要です。また患者様の病状以外の情報には腎友会などの患者団体からの情報も必要です。つまりはこの活動は多職種ですすめるべきという思いが強くなりました。
 また石川県は医師過剰とされる石川中央から能登に代表される過疎地もあります。過疎地の医療インフラである透析をどのように進めるべきかは全国での問題ではありますが地域の特性を考えて進めなければなりません。
 新会長としてこのようなことを意識して行政機関はもちろん関係諸団体と連携して会を運営したいと考えています。引き続きのご支援、ご指導をよろしくお願いします。

〒929-0346

​石川県河北郡津幡町瀉端422番地1 みずほ病院内

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