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会長挨拶

石川県透析連絡協議会 会長 田谷 正

日本の透析医療における患者数は世界最大で透析患者の生命予後は最良であり、必要とする国民に広く高水準の透析医療が提供されています。しかしながら近年、地震、台風、水害などの自然災害の頻度と規模が大きくなっています。

石川県透析連絡協議会は2008年3月に発生した能登半島地震を経験したことを契機に、県内の透析施設間に連絡システムを作り、災害発生時の互助活動やその対策訓練のための災害時ネットワークマニュアルを作成しました。このマニュアルは毎年の災害活動や大災害時の救助活動における実施指針になって来ました。

通信手段として、これまではFAX、メール、災害時情報ネットワークによる情報送受信を行っていたが、2013年より、MCA無線を配備し、今年県内すべての透析施設に配備されました。

今後も日本透析医学会、日本透析医会、石川県との連携を密にして災害に対する支援体制強化を目指しますので、皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

〒929-0346

​石川県河北郡津幡町瀉端422番地1 みずほ病院内

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